ビジネスの心得~ものづくりから学ぶ1%の成功~
【ものづくりから学ぶ1%の成功】
セネガルで生活しているなかで、日本について話題になるのがアニメ・漫画、そして音楽が多いです。
ドラゴンボールが好きな人が多いのが驚きでした。
先日の打ち合わせ時の雑談で、漫画に『TOYOTA』が出てきたそうで、トヨタを創ったのは誰かと尋ねられました。
更に、「『HONDA』を創ったのはどういう人?」
「TOYOTAとHONDAの創業者は仲良し?」
「二人はどうやって作ったの?」
と、聞かれましたので、私自身もこの機会に改めて調べてみました。
日本が誇る創業者、豊田佐吉氏と本田宗一郎氏。
世界的企業を生み出した二人の情熱や、仕事に対する姿勢は次の言葉に集約されています。
「人間のやった事は、人間がまだやれる事の100分の1に過ぎない。 」-豊田佐吉-
周囲に変わり者と見られても、発明する事をやめなかった豊田佐吉氏。
その成果は、G型自動織機の製造・販売を機に、生涯で発明特許84件、外国特許13件、実用新案35件の発明を成し遂げました。
ご本人は、『わしは他人よりよけいに創造的知能に恵まれているわけではない。すべて努力の結晶だ。世間は、その努力を買ってくれないで「天才だ」と言って片付けてしまう。私には遺憾千万。』
と語っています。
「99回の失敗に1回の成功でいい。」-本田宗一郎-
ご本人は、『99%は失敗の連続であった。実を結んだ1%の成功が現在の私である。私の現在が成功というのなら、私の過去はみんな失敗が土台作りをしている事になる。私の仕事は失敗の連続だった。』
と語っています。
豊田氏も本田氏も、努力を重ね、失敗を糧にし、諦めずに挑戦し続ける気持ちが実を結ぶ事を実証した人物とも言えます。
この話をセネガル人の政府関係者にした所、「ふーん。日本人らしいね。」と一言。
創業者に興味を持ったのは一瞬。
やはり日本車はカッコ良い、欲しい、乗りたいと憧れていました。
「車も素晴らしいけれど、日本には沢山良いモノがあるんだよ!」
そう誇らしく話せる事に、日本人としと生まれた幸せを感じました。
もっと日本の伝統やテクノロジー、そこに懸ける情熱をもった方々の心を学び、この国の良さを、セネガルはもとより海外の人に伝えていけたらと微力ながら思いました。
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