ブログ一覧

【建設プロジェクト:Kaolack①】建設作業開始前の視察

カオラク地方の建設プロジェクト開始に当たり、現地視察を行って来ました。現在はまだ平地ですが、早急に道路や水道などのライフライン工事が開始されるとの事です。道路の建設予定地を確認し、住宅の配置予定図を作成致しました。建設予定の住宅は来週以降から販売開始予定です。また同行してくれた銀行の担当者から、当社が建築する住宅への事前購入申込者は4000人を超えていると説明を受けました。その全員が住宅ローン審査が合格との事で、販売開始からすぐに売り切れとなる、との事です。潜在需要は8000戸~12000戸との事ですので今後も建設工事が続くと思われます。
まずは第一弾の建設作業を安全・高品質で終わらせる事に全力を注ぎたいと思います。
帰りがけに、ファーストフード店で夕食を食べました。セネガルへ来てからは、ほぼ毎食が外食なのですが、パンやピザは絶品に美味しいです。
特にパンは、フランスの植民地であった影響があると思います。
今はプロジェクトが多くて忙しいのですが、少し余裕が出れば【セネガルの外食特集】も掲載していきます。心もお腹も満腹な一日でした。

 

写真:弊社代表、エンジニア、大臣

【農地開発:Diama①】トマトの収穫作業

 先日のブログでトマトの収穫が一旦終わったことを投稿しましたが、実はまだまだ収穫作業は続いています。トマトって何回も収穫出来るんですね。(すみません。まだまだ農業に関してはこの程度のレベルなんです)1回の収穫で70箱出荷出来る様で、スタッフさんは大忙しとの事です。今年はこの農地を使って、引き続きトマトの栽培と青唐辛子の生産を開始したいと思います。別の農地に関しては新しく購入したトラクターが到着次第、開発していきます。
今年は、収益化にも挑戦するため自社で苗の育成に取り組む予定です。また、農業運営経験20年のエンジニアが来月中旬より当社で働くことが決まりました。彼はあらゆる農作物の生産経験があることに加え、セネガル国内はもとより海外の販売先へのコネクションがあります。弊社が生産した農作物をアフリカ地域やヨーロッパ各地へ輸出しようと思っています。

アフリカで自由にビジネスが出来る環境に日々感謝しています。

【農地開発:Diama①】加工用トマト苗の植え付け

加工用トマト苗の植え付けを行いました。今回は初回という事もあり生鮮トマトではなく、加工用トマトの栽培にチャレンジしました。生鮮トマトの方が格段に販売単価も良いのですが、目先の利益にとらわれることなく長期的な視点で着実に耕作面積を増やす計画のためリスク管理の為に加工用からのスタートです。さて、肝心の苗植えですが、カゴメセネガル(Kagome Senegal Sarl)様の御協力の元、スムーズに苗植えを行う事が出来ました。カゴメセネガル様、御協力ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

【農地開発:Diama①】収穫

順調に育っています。収穫のタイミングが遅れたためトマトが赤くなっています。本来は緑色の段階での出荷が望ましいとの事で、明日以降でトマト加工業者に買取依頼の手続きをしました。写真は私が収穫後直ぐに食べたトマトの写真です。加工用のトマトですが非常に美味しくて15個持って帰りホテルで食べました。さすがカゴメ様の品種!美味しい!!

【農地開発:Diama①】収穫後~次回の収穫

今回試験的に3haの農地開発を行いましたがトラブルなく順調に終了いたしました。(トマトは何度も収穫出来るので現在も順調に収穫中です)経過を見守って下さってた方々、トマト栽培に従事してくれたスタッフのみんな、カゴメセネガル社の皆様、本当にありがとうございました。今年はさらに開発農地を広げ100haにチャレンジします!乞うご期待!

【農地開発:Diama①】荒野から整地まで

セネガル北部にあるDiama地区で農地開発をスタートします。今回は試験的な試みとして【 3ha:30,000㎡】の農地から開始します。まだ整地段階でどうなるのか想像できないですが一歩一歩前へ進んでいければと思います。

ほぼ毎日のピザ生活

 ほぼ毎日ピザを食べています。そのため、どんどん太ってきています🤤いつもピザ店に行く前には【今日はスモールにしよう】と思うのですが、店につくと美味しそうな香りにつられ、いつもビッグサイズを頼んでしまいます。(デブあるあるなのかな)出来立てのアツアツを店内で食べるのがおススメで、美味しいですよ😁セネガルでの移動は基本的に車を使います。部屋を出れば直ぐに車が用意されています。買い物や日々の用事はドライバーが、部屋の掃除や洗濯などの家事はお手伝いさんが、やってくれるのでビジネスに集中できるのですがその反面かなりの運動不足になります。 今年の年末には、ダカール首都部にフィットネスジム付きのマンションを建設予定ですので完成後に自分の家もそこに移して、毎日トレーニングしようと思っています。

ホテル紹介(Terrou-Bi)

 今日は休日なので気分転換にホテルへ宿泊しました。昨年に2ヶ月滞在した時はこのホテルでずっと宿泊してたので少し懐かしかったです。あの頃はプロジェクトの交渉、手続きなどなど、毎日が大変でした!これからも大変だけど(笑)。今はセネガルで家を借りているので宿泊する理由はないのですが、最近疲れていたのでリラックス出来ました。ビーチサイドにあるのでバルコニーからは海の景色が楽しめます。波の音が気持ちいい~。ホテル内にはプールもあったので運動がてらに1時間程度入りました(私は泳げないのでウォーキングのみ🙄)夜は海鮮料理を頂き、ホテルの敷地内を散歩して寝ました。ホテルにはカジノ(セネガルで唯一)があり、人が沢山集まってきていました。
ここで少し仕事の話を:いま申請中のレジャー施設運営プロジェクトの施設を作る際に、カジノ施設の設置も考えています。このブログをお読みの方・またはお友達の方で、【海外でのカジノ運営】に興味がある方・運営したい方、がおられましたらお問い合わせ下さい。規模感としてMAX 5haまでの建築規模(カジノ単体)で考えています。参考までに、このホテルの宿泊客の多数はカジノへ行くみたいです。ホテルはコロナの影響もなく連日90%程度は宿泊予約が埋まっているみたいです。宿泊代金は一人一泊23,000円位(日本円換算)です。宿泊客はセネガル人もいますが中国人、フランス人、が多いです。日本人はここ最近では私だけのようです。では本日も頑張っていきましょー。

午前中に鳴るクラクション

毎日(事務所に毎日いないのでおそらく)の午前中になぜか頻繁に車のクラクションが長時間鳴っていたので、いつも不思議に思っていました。最初は車同士のトラブルなのかな、と思っていましたがあまりにも頻繁に鳴るので、今日は確かめるとなぜかわかりました。そのクラクションの原因はゴミ収集車だったのです。ここセネガルではゴミ収集車の到着時刻が決められておらず、ゴミ収集車が到着すれば、近所のお手伝いさんや商店の方が外に出てきて、ゴミをゴミ収集車へ放り投げていきます。これを何ヶ所も回るので、クラクションが鳴っていたのですね。日本だったら絶対にトラブルになると思いますが、セネガル国民は怒ることなく平然と過ごしています。少し不思議な光景でした。

土地の割り当て

 今朝早くにディレクタより電話があり、以前に視察に行き申請していたプロジェクトの承認が降りたとの事で、急遽予定変更してプロジェクトの契約をする事となりました。このプロジェクトは昨年の8月に申請した住宅建設のプロジェクトで、当時は何度か問い合わせしていたのですが全然進展がなかったため、諦めていたプロジェクトです。いつチャンスが訪れるかわからないですね。これらも可能性を貪欲に探しつつ、着実に歩んで行こうと思います。
本日の夜に日本へ一時帰国の予定です。セネガル現地を主要スタッフに任せて、日本で経済特区の誘致活動を頑張りたいと思います。

地方紹介(Saint-Louis:サン=ルイ地方)


 町の風景が美しかったので投稿します。写真の地域はセネガルの旧首都サン=ルイ(Saint-Louis)です。セネガルがフランス領の時に首都だった町です。何が美しいの?と感じるかも知れないのですが、セネガルで過ごしている日常の中で、ダカールが人が多いから?車の渋滞がひどいから?などなど理由は自分でもわからないのですが、リゾート地に来た気分でした。マネージャに確認したところ、上記の旧首都であったことを聞き、これから石油・ガスが産出された際には再度発展する地域であると教えてくれました。実は今回はこの地方に宿泊視察に来ていました。(少し離れた所に弊社農地が1750haあります)。これからも何回も来るであろうこの美しい町に想いを寄せて、ダカールへと戻りました。

日本人のアフリカに対するイメージと解決方法

 写真は私が普段仕事をしている事務所で、場所はダカールの中心地にあります。周りは多くの人が行き交う賑やかな所です。近くにスーパーとレストランがあり、いつもお昼ご飯はそのレストランで食べています。この事務所のような建物はダカールでは沢山あり、街中も順調に開発されています。さて、ここで日本人のアフリカに対するイメージを述べたいと思います。アフリカと一言でいうのは無理があり、アフリカには56の国があり13億人が生活しています。日本人と韓国人や中国人と生活の慣習や考え方が少なからず違う事から想像できるように、アフリカも各国々により考え方などは異なります。ここでは私が経験したセネガル共和国について話をしたいと思います。

日本人の多くの人のイメージではアフリカは電気が無い、車も無い、食べ物に困っている、治安が悪い、というイメージがありますが、私が見てきたセネガルは、そのイメージ通りではありません。

電気:普通に使えます。2年位前までは頻繁に停電していたようですが、1ヶ月に1回停電するかしないかの頻度では無いでしょうか。なので生活するうえで不便に思ったことは無いです。

車:車が多くてダカールの中心地を含めて慢性的に渋滞しています。ガソリン代金が日本と同じくらいの値段なので、車に乗っている人は裕福な方なのだと思います。

食べ物に困っている:確かにダカールの中でも食べ物が無くて困っている人がいます。ですが大多数の人は誰かに食べ物を貰いながらでも生活が出来ています。普段私が食べているピザは約900円(4500CFA)で、セネガル人の人もこのレストランで食事をしています。また明日はマネージャとダカールにある貧しい人が住んでいる地域へ食事や物資を寄付しに行こうと思っています。セネガルだけでなく日本も同じようにお金持ちがいて、貧しい人がいて、という社会構造です。ただ私が感じるのは日本では貧しい人は常にストレスを感じたり、悲しい気持ちになっている人が多いように思います。セネガルでは貧しくても前向きで、みんながお互いを助け合っているように思います。

治安が悪い:夜中でも女性一人で歩いています。店も遅くまで営業している店舗が多く、人が出歩いています。先日、セネガル日系企業専用経済特区の資料作成時に調べたのですが、2020年の世界平和度指数ランキングでは、セネガルは47位(日本:9位、韓国:48位、ベトナム:64位)でした。また外務省の安全指数では、日本と同程度の安全な国との記載があります。この事からもセネガルは治安が良い国だと思います。

余談:困っている人へ手を差し伸べる習慣

たまに高速道路の途中で車が故障して止まっている場面があります。その車の先に何台か車が止められており、不意に疑問に思いマネージャへ問いかけました。『彼らは家族か友人で一緒に来た人なのですか?故障している車の周りにいつも複数の人がいるので』と聞くと、『彼らは、家族や友達ではないですよ。彼らは故障している車を見て、助けるために集まっている人達です。』と言われました。この光景は日本では見られるでしょうか?確かに日本には自動車保険会社のロードサービスやJAF等の便利なサービスがあります。おそらくそのサービスが無ければ故障車は自分で整備工場へ持っていくか、自分で直さないといけません。日本では誰が手伝ってくれるでしょうか?車の修理を手伝っているセネガルの人達も暇な人ばかりではありません。ですが少し時間の余裕のある人達が、少しずつ集まって故障した車を直し、困っている人を助けてあげようと思う気持ちの行動なのです。そのセネガル人の思いやりの心が見れる場面は日常でも見られます。セネガルは凄く良い国だと思います。もしくは、今の日本の環境が間違った環境なのかもしれません。

こんなセネガル人の人達が発展途上国・先進国になるために、彼らにとって絶対的に足りないのは、セネガル国内で出来る【仕事】が無いからだと思います。彼らがより良い生活が出来るよう、日系企業専用経済特区(ディアッセ日系企業専用経済特区)へ企業誘致を行い、セネガル人の雇用増加に寄与したいと改めて思いました。また、外貨獲得もセネガル国の発展には重要な事だと思いますので、日本語センターの運営開始を早めて、一人でも多くのセネガル人が日本で活躍できるようサポートしたいと思います。人口増加のポテンシャルがあるここセネガルが発展する時期は、そう遠くない将来だと感じています。

養鶏場見学

休みで少し時間が出来たので養鶏場の見学へ行きました。小屋の中には大量の鶏がいて、凄い異臭がしました。飼育員の方に話を聞くと、他の養鶏企業では、もっと効率よくするために工場内でブロイラーと呼ばれる品種を、24時間電気をつけたまま動く隙間のない位に狭い空間へ閉じ込めて養鶏していると言っていました。後でYOUTUBEで見ましたが複雑な気分になりました。日本では【す〇す〇若鳥】とかのブランド名で販売されている鶏肉は全てブロイラー品種の鶏肉のようです。育成が早く、より大きくなる品種です。最終的には鶏自体の体が急激に大きくなり過ぎで自分で立てない鶏や、動けない鶏がいるとの事です。ビジネスなので仕方がない事もあるかと思いますが、私達人間も生物の一種であり、同じ生物が機械的に育てられ、機械的に処理される。この流れは止めることが出来ないけれど、私達の生活は、こうした動物の犠牲の上で成り立っているんだと改めて感じました。車の中で食肉市場を調べると代替肉がアメリカで流行されており、市場価値が高いことがわかった。将来的には弊社が所有する農地で大豆を栽培し、自社で植物代替肉の加工工場をつくろうかな。。。と想像を膨らませつつ帰路につきました。