セネガルと日本の将来②
セネガルと日本についての続編を述べたいと思います。
前回のブログを読まれたい方は、こちらからお読み下さい。
YouTuberで元オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、【2030年はインドとアフリカの時代】と動画投稿されたのを筆頭に、他の方々も段々とアフリカの将来について語る人が多くなってきていると思います。
日本は高齢化率が世界で一番であり、来年以降は毎年約100万人の人口減が数十年続くとの見込みです。
また、人口減も問題なのですが、就業可能な人口も著しく減少します。

人口減少で起こる事
・物が売れなくなる(消費人口が減少するため)
・不動産価格の下落(人口が減っているのに住宅の新築は相変わらず活況に行われている)
・物が売れない事に起因する企業倒産の増加
・労働者不足による企業倒産の増加(女性の活躍、高齢者の労働市場参入、外国人労働者の活用などなどで少しはカバー予定)
・就業人口減少のため税収が少なくなり、公共機関を維持できない(将来的に多くの自治体が消滅すると予想されている)
・就業人口減少のため税収が少なくなり、道路・施設・警察機能、などなどが維持できなく犯罪の増加、道路の陥没、買い物難民の増加、などなど地方で暮らすのが困難になる
・税収不足によく国債の発行増加、就業人口減少・高齢者増加により社会保険料の増加、就業者からの税収減少による国債残高増加⇒労働者層の生活がますます困難に
などなど、人口減少に伴い今後の日本の将来性には悲観しています。
一方アフリカ市場においては、現状も若年層の人口が非常に多く、セネガルにおいても24歳以下の比率が62%と高い割合です。
セネガルの合計特殊出生率は 4.62 人であり、この事から今後も人口が増加する予想です。
社会保険料などの負担も少なく、そう遠くない将来において人口ボーナス期を迎える市場となるでしょう。
その事から、先程人口減少により起こるうる事態と反対の事がセネガルで起ころうとしています。
人口増加で起こる事
・物が売れる(消費人口が増加するため)
・不動産価格の上昇(人口が増えているので住宅需要がかなり強い)
・物が売れるので企業が増加する⇒雇用の増加・所得の増加⇒国が豊かになっていく
・労働者増加による企業創出の増加(弊社も日系企業をセネガルの経済特区に誘致しようと企業活動中)
・就業人口増加により税収増加(この税金の使われ方で今後のセネガルの経済発展のスピードは変わってくると思います)
・就業人口増加により税収が増加し、道路・施設・警察機能、などの機能が高まる
~明日に続きます。~
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