ビジネスの心得~トップリーダーとしての心構え、心掛け、覚悟~
ビジネスの心得~トップリーダーとしての心構え、心掛け、覚悟~
ホンダの創業者、本田宗一郎氏の考え方は、人を動かすリーダーとして、本当に素晴らしいと思います。
人は、役職についていくのではなく、人は、人についていく。稀代のリーダーとは、その生き様で、人間性で、人を動かしていたという事を、強く感じます。
世界で100年続く会社の8割は、日本に存在します。
そして、その100年企業に共通するキーワードが『人間味を大切にしている事』だという見解を、それを研究した機関が発表しています。
社員をいつのまにか『数字』『道具』としてしか見れないようになり、長期のビジョンや温かな人間味が奪われていく会社に、未来を切り拓く力や、苦難を乗り越える団結力は生まれないのでしょう。
(1)苦しい時もある。夜眠れぬ事もあるだろう。どうしても壁がつき破れなくて、俺はダメな人間だと劣等感に苛まれるかもしれない。私自身、その繰り返しだった。
(2)人生でも、企業でも、一度貧乏とか不況とか、ドン底地獄を経験し、それを立派にくぐり抜いてきたものなら、そいつは、どこまでも信用出来る。
(3)人類の歴史の中で本当に強い人間などいない。いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうと努力している人間だけだ。
(4)社長なんて偉くも何ともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。要するに命令系統をはっきりさせる記号に過ぎない。
長というのは組織上の役割を示す為のものであって、決してその人物の偉さを表すものではない。
(5)人を動かす事の出来る人は、他人の気持ち、相手の立場になれる人である。
その代わり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。
自分が悩んだ事のない人は、まず人を動かす事は出来ない。
(6)私の現在が成功というなら、私の過去はみんな失敗が土台作りをしている事にある。仕事は全部失敗の連続である。
(7)実を言うと、社長をやっていた時は金儲けが財産だと思っていたけど、結局、友達、健康こそ本当の財産だなあ。
(8)大いなる若気の至りが個性の芽を育てる。
(9)新しい事をやれば、必ず、しくじる。腹が立つ。だから、寝る時間、食う時間を削って、何度も何度も繰り返しやり続ける。
(10)私の最大の光栄は、一度も失敗しない事ではなく、倒れるごとに起きる所にある。
(11)金なんかなくたって、心が豊かで、誰にも迷惑を掛けずに、好きな事をやっていけたら、これが一番幸せな人生なんだろうな。俺は若い頃から好きな事となると無我夢中になった。だって、嫌いな事を無理してやったって仕方がないだろう。
人間「得手に帆あげて」生きるのが一番良いからね。ただし、俺が好きな事ばかりやってこれたのも、会社でも家庭でも良きパートナーがいたからなんだ。
(12)私は絶えず喜びを求めながら生きている。その為の苦労には精一杯に耐える努力を惜しまない。
(13)人間にとって大事な事は、学歴とかそんなものではない。他人から愛され、協力してもらえるような徳を積む事ではないだろうか。そして、そういう人間を育てようとする精神なのではないだろうか。
(14)私は不得手な事は一切やらず、得意な事だけをやるようにしている。
(15)人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで一番重要な「試したり」を殆どしない。
(16)もったいないようだけど、捨てる事が、一番巧妙な方法だね。捨てる事を惜しんでいるヤツは、いつまでたってもできないね。
(17)耐える心に、新たな力が湧くものだ。全てそれからである。心機一転、やり直せばよいのである。
長い人生の中で、その為の一年や二年の遅れは、モノの数ではない。
(18)少しでも興味を持った事、やってみたいと思った事は、結果はともあれ手をつけてみよう。幸福の芽は、そこから芽生え始める。
(19)需要がそこにあるのではない。我々が需要を作り出すのだ。
(20)世の中で一番素晴らしい物は若者のエネルギーだよ。こりゃあ進歩の原動力だ。社会ってのは常に有為転変するものだ。
若い連中はそれに合わせて、ちゃんとやっていけるけど、年寄りはそうはいかない。だもんだから「今の若いものは……」なんて批判する。
口で言うだけならまだいいが、伸びる芽まで摘んでしまっちゃ駄目だよね。そうなったら、老害以外の何物でもないからね。
そう考えたから、俺は第一線から身を引いたんだ。人間、はじめるよりも終りのほうが大事なんだよ。
全ての組織はトップリーダーの器、器量、胆力、甲斐性、品格、運、徳で決まると私は思います。
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