セネガルと日本の将来③
セネガルと日本についての続編を述べたいと思います。
前回のブログを読まれたい方は、こちらからお読み下さい。
(セネガルと日本の将来①、セネガルと日本の将来②)

セネガル及びアフリカの殆どの国は、人口増加により人口ボーナス期を迎える市場となるでしょう。
社会保険料などの負担も少なく、そう遠くない将来(GDP成長率5.3%:2019年)において一人当たりのGDPも3000$以上となり、購買力が高まります。
人口が減少する国は発展が難しく(多くの経済評論家は人口減少する国に未来はないと言っていますが断言できないため個人的主観から難しいと表現)、日本はこれから低成長の時代を迎えます。
いま比較的豊かであるので、のんびりしていますが、気づかない間に諸外国にどんどんと追い抜かれます。
日本国民の多くの人は認めたくないのですが、実際にIT技術も諸外国に後れをとっています。
【ジャパン アズ ナンバーワン】
この言葉の意味を初めて知った時には、私自身も日本は凄い国なのだと認識しました。
しかし、それは過去の事です。過去の事にしがみついたまま、将来に対しての対策をしていないと当然衰退します。
余談ですが、街中でよく過去の事を語る方がいて、昔の自分はこういう大きな事をしてお金が凄く儲かった、世間的な評価も高かった、という話をされる方がいます。
その過去は、非常に素晴らしいものだと思いますし、その業績に対して尊敬し、敬います。
ただ、その方の現状を見ると過去の栄光にとらわれ、現在は普通の方です。所得もありません。※所得が無い事を差別・侮辱しているわけではありません
ただ、私は【現状が全てである】と思います。
過去は過去です。現状が良くなければ過去も評価されにくいと思います。
現状が悪い人は、過去が良くても、たまたまの可能性が高く、それを維持していく力(本来のビジネススキル)が足りなかったのだと思います。
それを認め、将来に向かって努力していれば、より尊敬に値する方だと思います。
日本も同じです。
過去は過去と認め、これからの将来的な発展についての議論が行われていれば良いのですが、【ゆとり・無理をしない・競争しない】が推進されています。
こんな国で諸外国に勝てるのでしょうか?そもそも勝つ気がないのかもしれませんが。
私は、日本人ですし日本の事が大好きです。生まれ故郷・家族も日本にあります。
ただ、自分の将来を考えたときに、このまま日本でビジネスをするよりも、成長するポテンシャルが非常に高いアフリカ地域、縁のあったセネガルでビジネスをしたいと強く思いました。
過去の出来事をいつまでもネタにし自尊心を保っている方々を横目に、私自身ビジネスが出来る年数があと何年残されているかわからないですが、環境・寿命が許してくれるのであれば、あと20年はここセネガルの経済発展と共に私自身も発展したいと思います。
『Japan as Number One:ジャパン・アズ・ナンバーワン』日本人にとっては、とても響きの良い素晴らしい言葉ですね。
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