ビジネスの心得~普遍的な教えから学ぶ~

【普遍的な教えから学ぶ】


私が大事にしている松下幸之助氏の名言があります。

「なすべき事をなす勇気と、人の心に私心なく、耳を傾ける謙虚さがあれば、知恵はこんこんと湧き出てくるものです。」
スランプに陥った時、見つめ直すのは謙虚さだと思います。
調子に乗って大切な事を忘れていないか、人の意見を聞いているか確認します。

良い知恵、解決策、アイディアが出てこない時こそ、私心(自分の利益だけ考える心、個人的な気持ち)をなくして、人の言葉に耳を傾ける。『動機善なりか。私心なかりしか』更に、松下氏が大事だと語るのがなすべき事をなす勇気。

米国の経営学者ピーター・ドラッカーも、「成果をあげる人達は気性や能力、職種や仕事のやり方、性格や知識や関心において千差万別である。共通点は、なすべき事を成し遂げる能力をもっている事だけである。」と述べています。
なすべく事をなす勇気。遂げる能力。凡事徹底。事業のみならず、夢があるならば、目標があるならば、必要な力だと思います。

松下幸之助氏は昭和の働き手のお手本です。松下幸之助氏やドラッガーがいた時代と今は、政治も経済も、世の中が変わっています。
ですが、私は『変わらない普遍的なもの』というのがあると思います。今の時代にも通じる、捨ててしまうにはもったいない事業のヒント。

生きる指針。美点。
シンギュラリティ時代(人工知能が人類の知能を越える転換点)が来ても、多くの人が大切にしてきた普遍的な物は、変わらずあり続けて欲しいと思います。

『不易流行』
古きを改めて新しきを知る。

時代が変わり、科学技術が進化しても、人間の本質、基礎、考え方、思想、理念は変わらず、いつの時代でも、永久に普遍的だと思います。


#セネガル経済特区 #アフリカ経済特区 #アフリカビジネス

2021年09月11日